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コラム
2023.01.26
住宅を売却するときにいくらで売り出すかを考える上で重要なのが査定を受けることです。専門家に正しく価値を評価してもらうと販売価格を決めやすくなりますが、査定を受ける上での注意点は一通り把握しておきましょう。
まず住宅の査定が何を基準にして行われているかを知っておくのは大切です。業者に依頼して行う査定には簡易査定と訪問査定の二種類があります。簡易査定の場合には住宅の種別や間取り、延床面積、築年数などの基本的な情報を基準にして査定価格を算出しているのが基本です。多くの場合には住宅のある周辺エリアでの類似物件と比較して価格を算定しています。訪問査定ではこれに加えて住宅の現況を加味して査定価格を決めているのが特徴です。住宅の劣化の度合いや住宅設備の老朽化の程度、周辺環境の良さなどを考慮して査定をしています。
住宅の査定を受けるときにはほとんどの業者ではお金はかかりません。仲介や買取を行っている業者ではサービスとして査定を行っていて、売却の依頼をしてくれるのを期待しています。そのため、複数の業者に依頼して査定価格を比較することも可能です。一回の査定にかかる時間は住宅の規模によって多少の違いはあるものの一時間程度で終わります。ただし、業者と連絡を取ったときに査定日を直近で決められないことは多く、査定を申し込んでから訪問査定をしてもらうまで一週間程度かかる可能性があるのは念頭に置いておくと良い点です。簡易査定の場合には即日から二、三日で回答をもらえるのが一般的になっています。
リフォームをして少しでも住宅の価値を上げて高く売れるようにしたり、売れにくい住宅の魅力を高めたりするという考え方も広まりました。住宅の査定を受ける前にリフォームをしておくのは問題はありませんが、査定を受けてからリフォームした方が良い施工内容を選ぶことが可能です。査定を受けたときには住宅の問題点について指摘してもらえます。問題の箇所を改善するようにリフォームをすると物件価値が飛躍的に上がり、高く売れやすい住宅にできるでしょう。リフォームによってどの程度価値が高まるかも試算してくれる業者もあるので助けになります。
住宅の販売価格を適正に定めるために大切な査定では基礎的な情報と現況から判断した価値に基づいて価格を定めます。短時間でお金もかけずにできて住宅としての問題点も指摘してもらえるので、リフォームを検討するときにも事前に受けるのが賢明です。