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売却する時に土地の分割ってどうするの?

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2022.03.17

土地売却をする時に、あまりにも広い土地だと分割して売却することがあります。一括で売却するよりも分割することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。そこで、土地売却を分割して行うことについてご紹介しますので、参考にしてみてください。

土地を分割して売却する方法

広い土地の場合は買い手が見つかりにくいので、分割して売却することが可能です。分割して販売するには、通常の売却手順の前に分筆という手続きをします。土地は1筆という単位で登記簿に登録され、固定資産税も1筆ごとの支払いです。そこで、登記上で混乱しないように、分筆してから販売していきます。そのためには、境界確定測量や境界標設置など申請所で手続きが必要です。また分筆するには、建築基準法で定められた接道義務を順守しなければなりません。もしそれに違反してしまっていると、建物が建てられないため売却できない可能性があります。

分割するメリット

土地売却で分割するメリットは、早く買主を見つけることができることです。広い土地をそのまま販売する場合、広さに比例して価格も高くなるため、敬遠されやすいです。分割すれば戸建住宅の土地として需要ができ、価格もその分低くなるので早く売却できます。また、分筆の手続きがすでに終わっている場合は、不動産会社が買い取ってくれる可能性も高くなります。分筆手続きが完了していれば登記手続きもややこしくないので、複数戸数を建てて販売したい不動産会社に好まれるからです。よって、広い土地でなかなか買い手が現れなかった場所でも、分割すれば買取先が比較的早く見つかります。

分割するデメリット

土地売却で分割する場合のデメリットは、売るまでにさまざまな手続きが必要なことです。境界確定測量や境界標を設置、登記所への申請をしなくてはなりません。測定する業者を呼び、境界を正しくするためには隣人の協力も必要になるでしょう。加えて役所での手続きもあり、手間が掛かってしまうのが実情です。また、分筆手続きには形や大きさによっても変わりますが、約30万円~100万円掛かると言われています。売却の際の不動産業者に支払う仲介手数料も一回では済まず、分割した数だけ支払うことになります。さらに、一区画だけ売却できないなどのリスクも考えられます。

まとめ

土地売却では広い土地を分割して販売も可能です。広い土地だと一括で売るよりも売れやすいなどのメリットがありますが、手続きや必要な支出が多いので、注意しましょう。それらを理解し、不動産業者と相談をしてから決めるのも良いでしょう。

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