マンションの管理費ってどのくらいかかる？｜大阪府枚方市で不動産の買取・売却ならスマイリンクへ

収益物件として賃貸に出しているマンションを相続し、今後も賃貸経営を継続していきたいという場合、管理業務を行っていかなければなりません。マンションのオーナーとして管理する時の費用はどのくらいかかるのでしょうか。

マンション管理の内容

マンションの管理費について知るためには管理業務の内容について知っておかなければいけません。マンションの管理は物件管理と入居者管理の大きく二つに分けられます。物件管理は共有部分の照明などの設備の清掃や維持・点検などで、マンション全体の修繕や補強なども対象です。できるだけ長くマンションを使えるようにしつつ、入居者が快適に過ごせるようにするのが目的です。また入居者管理は空室ができたときの入居者の募集、退居する人が出たときの原状回復確認や室内クリーニングなどに加え、家賃の徴収や入居者間のトラブル対応などです。賃貸経営で利益を得る上では欠かせない部分と言えます。

自分で管理できる？

自分でマンションの管理をする場合、管理費は原則かかりません。入居者から管理費や共益費という形で費用を徴収することができるので、それを支払いに使用すればこと足りるからです。管理する上で必要な電灯などの交換費用や消防設備などの点検費用などはここから工面して問題ありません。また、マンション全体の外観の塗り替えなどの大規模修繕に必要な費用についても、入居者から適宜徴収して積み立てていくことが可能です。修繕費積立金という形で徴収するの一般的です。自分で管理する場合は人件費がかからないので、実質的に支払いが発生することはありません。

管理会社に委託した場合の費用

管理会社にマンションの管理を委託する場合には、通常は家賃収入に対しての割合で費用を請求されます。管理会社に委託する管理内容は自分で指定できるので、すべての管理を依頼するのか一部だけを依頼するかによって、請求される費用にも違いがあるので注意が必要です。平均的には家賃収入の5％前後を管理費として負担しているオーナーが多いですが、実情は3％程度から20％程度と多様になっています。また、管理会社に毎月支払う費用の中には稀に「大きな修繕が必要になったときの実費は別料金」という契約内容のものもあるので気をつけなければなりません。

まとめ

賃貸で提供しているマンションを相続するときには、これから管理費がどれだけかかるかがネックになりがちです。しかし、基本的には管理費を入居者から徴収できるので大きな出費はありません。また自分で行うと手間はかかりますが、業者に委託すると経営負担を軽減できる一方管理費が必要になるのでよく考えて方法を選ぶのが重要です。