不動産売却のキホンを知っておこう！

不動産売却ではびっくりするほどの大きなお金が動きます。もし売却の流れや費用について知識不足のまま挑んでしまうと、後々後悔する可能性が高くなってしまいます。
不動産会社や購入者のいわれるがままの条件で契約をしてしまい損を被らないためにも、売却の知識をある程度は持っておくことが大切です。

不動産売却の全体の流れを知っておこう！

不動産を売るときには、まず販売価格の相場を調べます。インターネット等で周囲にある物件の価格を調べるてみると、相場が分かりやすくなるでしょう。
次に不動産業者に物件を査定してもらいます。いくつかのところに査定を依頼し査定額を算出してもらい、最終的にどの会社に依頼するか比較し決定します。
不動産会社が決まったら、書面等による契約を結びます。もし不動産業者に買手を探してもらう場合には媒介契約を結び、買い手を探してもらいます。購入者が見つかったら条件や価格の交渉を行い、お互い納得する形になれば売買契約を結ぶこととなります。その後不動産を引き渡して売却活動は終了です。

不動産売却に必要な時間と費用を知っておこう！

不動産売却はどのくらいの期間が必要なのでしょうか。
不動産業者に買い手を探してもらう場合、すぐに見つかることもあれば、情勢やタイミングなど様々なことが原因となり、なかなか見つからないということもあります。つまり一概にこれくらいの期間がかかると提示するのは困難なのです。ただ、一般的には三か月から半年くらいはかかると言われているので、売りたい時期がある程度決まっている場合は、そこへ向けて早め早めに行動することが重要となります。

また不動産売却では費用もかかります。前回取り上げた仲介手数料もこの一つです。その他、印紙税などの税金も支払わなければならないので、留意しておきましょう。

住宅売却の注意点を知っておこう！

不動産売却で後悔しないために、注意点をいくつか押さえておきましょう。
まず一つ目は、査定額と実際の売却金額は違うということです。査定額とはあくまで「このくらいの価格で売れるだろう」と不動産会社が独自に算出したものであるため、営業活動や価格交渉などの結果次第では、査定額よりも下回った価格で売ることになる場合もあります。また、売却不動産を数多く獲得するために査定額を高く付ける不動産会社もあるので、複数の不動産業者に査定してもらい比較することが重要です。
二つ目は、買い手のニーズをよく調べることです。売却する際には、付加価値を高めるためのリフォームやリノベーションを行うことがあります。その費用の分は売却価格に上乗せしますが、行った工事が需要に見合ってなかった場合、買手がなかなか見つからないということも考えられるので注意が必要です。

まとめ

不動産を売る場合は、全体的な流れを知っておくことが大切です。
売却活動のあいだ、不動産業者は大切なパートナーです。信頼できる会社や担当者を見つけることが、失敗しないための鍵となります。