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コラム
2021.11.11
所有している戸建てやマンション、土地等の不動産を売却する際は不動産会社を利用するパターンが多いです。その場合仲介手数料が発生します。そこで、どのくらい費用がかかなど、仲介手数料に関わるよくある疑問をみていきましょう。
仲介手数料とは不動産会社に依頼した場合において、売却に係るいろいろな手続きを代行してもらうために不動産会社に支払う手数料のことをいいます。これは法律により定めらており、その範囲内で売る方と買う方の両方に仲介手数料を請求できこととなっています。一方、仲介手数料という名のとおり、一般の買い手ではなく直接不動産会社に不動産を買い取ってもらったときには仲介手数料は発生しません。不動産買取業者に依頼した場合には支払わなくてよい費用なので注意が必要です。
仲介手数料は法律で定められている範囲内の上限額になるのが一般的です。簡易的な計算によって仲介手数料を算出することが多く、不動産の売買価格の3%に6万円を加えたものが上限額、つまり相場となっています。実際に支払う金額はその金額に消費税を足したものになるので、例えば、消費税が10%のときには売買価格の3.3%に66000円を加えた金額が請求されることとなります。売買価格が低い場合には、別の計算方法でより高い手数料を不動産会社は請求することができますが、前述の簡単な計算式を使っていることのほうが多いです。
仲介手数料は値切れる?
仲介手数料は不動産会社が法律に定められた範囲内で請求する権利をもっているだけです。つまり、不動産会社は仲介手数料を相場より低くすることも、請求しないことも可能です。仲介手数料を抑えたいと考ているのならば、値下げ交渉をするなど積極的に働きかけてみるといいでしょう。中には同業他社と競合する為に、仲介手数料を2%程度にしている不動産会社もあります。他にも仲介手数料無料にし、売却物件を獲得しようと頑張っている不動産会社もあるので、不動産会社を一社に絞る前によく比較しましょう。
仲介手数料は仲介を依頼する場合には必要になりやすい諸費用の一部ですが、前述のとおり必ずしも不動産会社が提示する額をそのまま支払わなければならなないということはありません。前向きに交渉をし、仲介手数料をお互いが納得する額にできることが望ましいです。また、あえて不動産買取を選ぶことにより仲介手数料が発生しないようにするのも一つの手段だと言えます。