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お役立ち情報
2021.09.09
夢のマイホーム購入後、職を失ったり病気で働けなくなり住宅ローンが払えなくなってしまうことがあります。では実際そうなったときはどうすればいいのでしょうか。
家を買うときに組む住宅ローンはいわゆる借金です。銀行からお金を借りて家を購入するわけですから、もちろん返済していかなければなりません。もしこの返済が滞ってしまうと、1か月~3か月の間にまずは督促状や催告書が銀行から届きます。そこで支払いができればいいのですがそこでも支払い不能だった場合、また3~6か月滞納後に催告書が届きます。期日までに一括返済ができなければ銀行側は保証会社に代位弁済を依頼し、そのあとは保証会社から一括で残債や遅延損害金を返済するよう請求がされることになります。もし一括返済ができない場合、そのまま放置しておくとすぐに競売が実行されることになります。
住宅ローン返済ができなくなった場合、もしくは払えないと目途がたった時点で、まずは銀行にすぐ相談しましょう。銀行も返済状況や収入状況などを確認し、毎月の返済額やボーナス返済の額を減額したり返済期間を延長したりしてなんとか返済ができるように計画を組みなおしてくれます。何の連絡もなく滞納を続ける人と比べ早め早めに相談することで返済意欲があるとみてくれるので銀行もそれなりにサポートしてくれるでしょう。
どうやっても住宅ローンの返済が難しい場合は住宅を売却するか競売にかけられるかの二択になります。保証会社からの代位弁済通知が届いておらず、また住宅ローンの残債が売却価格よりも低い場合は市場で通常の売却を行うことができます。ですが、売却価格よりもローンの残債が大きい場合は任意売却という方法を用いて売ることになります。
住宅ローンの返済はもちろん滞らないことが一番ですが、万が一支払いができなくなった場合はまず先に銀行に相談しましょう。救済措置として返済期間や返済額を調整してくれる可能性が高いですし、銀行も鬼ではありませんから、返済ができるように一緒に返済プランを考えてくれます。それでもなお返済が厳しい場合は売却・もしくは任意売却の手段をとって家を売ることになります。不動産会社でも任意売却の相談などを随時受け付けていますので、まずはその道のプロに相談してみるのがいいでしょう。任意売却にはメリットもありますがデメリットもあります。それらを丁寧にお伝えしますので、最適な方法で売却ができるように動きましょう。