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お役立ち情報
2021.04.15
家を相続したら、例え住むことがなくてもしっかりと管理を行わなければなりません。場合によっては売却を検討したり、それ以外の活用法を考えることも必要です。
空き家の管理について具体的にチェックしていきましょう。
相続した空き家を活用していくなら、その家に合った用途を考えていきましょう。
空き家の活用で多いのは賃貸に出すというやり方です。これなら人に住んでもらえるので手入れをしてもらえますし、家賃収入を得ることもできます。ただし賃貸経営を行う以上、大家としてしっかりと行動することが求められます。
あまりに大きな家の場合、借り手がなかなか見つからないことも少なくありません。そんなときは地域のコミュニティスペースやシェアハウスとして貸し出すという方法もあります。独立して働く人のためのコ・ワーキングスペースとして貸し出すのもおすすめです。
古くなった空き家を解体して更地にする場合、解体にかかる費用は建物の立地や規模、構造によって大きく異なってきます。木造であれば坪当たり3~4万円、鉄骨造の場合は4~5万円、鉄筋コンクリートの場合は5~6万円ほどが相場となっています。地域によっては解体に助成金が出るので、役所に問い合わせてみましょう。
助成金以外にも、解体費を抑える方法はいくつか存在します。季節を考慮するというのがその1つです。解体は人の手によるものなので、台風や梅雨の時期は工事が遅れることがあります。猛暑や雪の降る季節も工事費が高くなる傾向があるので、急ぎでない場合は避けた方がいいでしょう。また、解体工事は12月から3月にかけて繁忙期なので、この時期も避けるのがおすすめです。
まだ心の整理がついておらず、無人になった実家について考えることができない、というときでも管理を欠かすことはできません。自宅から近いのであれば、自分で管理を行うこともできます。
空き家管理でまず考えなければならないのが湿気です。日本では、家を一番に傷めるのが湿気だと言われています。人の出入りがないので湿気が室内に溜まり、カビの繁殖を招いたり、躯体が腐ったりしてしまうのです。まずは窓や戸を開けて換気を行うようにしましょう。
水廻りも気を付けたいポイントです。使っていない水道管は破裂することがあるため、栓を開けて水を流します。こうすることで排水トラップから水がなくなるのも防ぐことができ、下水からの悪臭や害獣の侵入を防ぐことにも繋がります。
住む人がいなくなった家は傷むのが早くなります。できるだけ早く、建物や土地をどう使っていくのか決めるようにしましょう。解体を考えているなら、工事の内容や費用の面に注意し、信頼できる解体業者を選ぶ必要があります。