不動産売却の流れは？

自己所有の不動産（土地・戸建・マンション）を売却したいと思ったとき、煩雑な作業をイメージしてなかなか一歩がすすみませんよね。今回は、家を売却する際の流れや必要な手順・書類・相談先などについてお伝えしたいと思います。

不動産売却の流れ～査定の依頼から引渡しまで～

まず第一に家を売る理由をしっかりと伝えられるようにしておきましょう。離婚などマイナスな理由もあるかもしれませんが、できるだけポジティブに、ですが嘘をついてはいけません。買主にもし聞かれた際にスムーズに答えられるようにはしておきましょう。家を売る際は、まず家がいくらで売れるのか、査定を行う必要があります。査定はインターネットの一括査定サイトからでもできますし、近くの不動産屋さんに行って依頼することもできます。家がいくらで売りに出せるのか金額が決定したら、仲介してくれる不動産業者と媒介契約を結び、買主を見つけるための募集活動をしてもらいます。そして無事に買主がみつかったら、交渉含め双方同意の上で売買契約を締結します。決済と引渡を同時に行って、不動産取引は完了となります。

売却に必要な手続き、書類は？

不動産売却をする際に、不動産業者に仲介を頼む場合、仲介業者から必要書類を提示されることになります。その書類とは、土地建物の登記簿謄本、重要事項説明書や購入したときに交わす売買契約書、測量図や図面などがあります。売却する際には購入した時にもらった書類を事前にまとめておいて、探し回る必要のないようにしておきましょう。また、物件に抵当権がついている場合などには、抵当権の抹消の手続きをするために必要な書類などもあるので、何が必要かを前もって仲介業者に確認しておきましょう。

売却相談はどこに行けばいい？

不動産知識のない一般の人が自分で売却のすべてを行うのは、とても骨の折れる作業です。時間にも心にも余裕がないと、なかなかうまくはいかないでしょう。法律的な相談の場合はその道のプロである弁護士や司法書士に相談するのもいいですし、不動産全般にかんする事なら、不動産会社や不動産コンサルタント会社などに依頼するのもよいでしょう。自分が何が知りたいのか、どこに相談するのが手っ取り早いのか、事前に聞きたいことなどをまとめて、相談する先を決めましょう。

不動産売却は売却が完了するまでに様々な手続きや必要書類があります。すぐに売れる場合もありますが、なかなか価格との折り合いがつかず、買い手が見つからない場合もあるので、時間には余裕をもって動き始めましょう。