戸建の売却期間、どのくらいかかるの？

戸建の売却をするときには売れるタイミングを見計らわなければならないケースがよくあります。売却を思い立ってから引渡しを終えるまでにかかるおよその期間を知っていると計画的に手続きを進めていくことが可能です。

戸建売却の流れ

まず戸建売却をするにあたって知っておくべきことは、戸建売却の流れです。どのような手続きを踏んで、どのように引き渡しまですすんでいくのかの一連の流れをある程度把握しておくことで、逆算して時間に余裕をもって売却活動を行うことができます。簡単に流れを説明すると、①不動産業者に仲介を依頼する→②戸建がいくらで売れるのか査定を行い、売却価格を決定する→③不動産業者との媒介契約を締結する→④実際に売却活動を開始する→⑤買い手が決まったら交渉などを行い、売買契約を結ぶ→⑥引き渡し日に鍵を渡し、売買代金の受取を行う。という流れになります。文字で並べるとすぐ終わりそうですが、売却価格を適正に決めないと、なかなか買い手が見つからなかったり、また内覧時に室内が清潔でなかったりすると、売却までに多大な時間を要する場合があります。時間には余裕をもち、わからないところはすぐに不動産業者に確認するようにしましょう。

戸建売却するまでにかかる時間はどのくらい？

戸建売却にかかる時間は人それぞれなので、一概には言えませんが、おおよそ半年から一年程度かかると思っておきましょう。早ければ不動産業者に相談してから3週間程度で買い手が見つかり引き渡しまでトータル1か月程度で終わる場合もありますが、平均8ヶ月くらいなので、時間には余裕をもって売却活動を行いましょう。ただ、平均8ヶ月といっても、逆に1年以上時間がかかってしまう場合ももちろんあります。築年数が古いと売れにくくなってしまうので、売りたいと思った場合は、早め早めに考えていきましょう。

早く売却するのにおすすめの時期はあるの？

戸建に限らず、不動産を売却するのにおすすめの時期は1月末～3月の期間と言われています。この時期は不動産購入を検討する方が多く、問い合わせが増える時期でもあります。ですがその分、他にも売りに出される戸建も増えるため、競争に勝つしかありません。住宅価値があまりない場合は、この時期を避けて売却活動を行うのも手です。不動産業者に相談しながら、ベストな時期に売りに出せるように、逆算して計画的に売却活動を行いましょう。

このように、戸建を売却するには様々なステップを踏んで、ある程度の期間を覚悟しておく必要があります。なかなか売れない場合は何か理由があるはずなので、不動産のプロである不動産業者に相談しながら、少しでも早く、少しでも高く売れるように時間に余裕をもって売却活動を行っていきましょう。