戸建を買取する際に気を付けるべきポイント

戸建を手放して現金に換えたいときには不動産業者に相談して買取をしてもらう方法が選択肢のうちの一つにあります。買取ではなく、不動産業者に仲介を頼む場合と、どのような違いがあり、それぞれのメリット・デメリットなどについてお伝えしたいと思います。

自己所有の戸建を買い取ってもらうときの過程とは？

戸建の買取をしてもらう場合、まずその戸建の売却相場を事前に調べます。自分でどのくらいで売却できるかを把握したあと、実際に不動産業者に買取の相談を行います。不動産業者が査定を行い、買取価格を提示してから、納得すれば、いざ契約、という流れになります。契約をすすめていく中で、物件の引き渡し日や決済日を確定して、売買取引に必要な書類を用意します。無事に契約が終了したら、引き渡し日までに引越の準備をします。引き渡し日がきたら、鍵を渡すかわりに、売買代金をうけとります。以上が不動産業者に買い取ってもらう際の一連の流れになります。もちろん、ここではさらっとお伝えしましたが、不動産業者に相談してから査定を行い契約、決済に至るまでにはそれ相応の時間と労力がかかります。時間に余裕をもって買取の手続きを行いましょう。

戸建買取のときに注意するポイントとは？

ここでお伝えする買取時のポイントとは「引き渡しの条件」です。一般的には室内にある家具や家電は全て取り払った上で、業者に引き渡すことになります。ですが、場合によっては家具家電をそのままにしておくことで、物件に付加価値がつき、買取価格が上がる可能性があります。撤去費用をとる業者もいるので、家具家電をそのままにした場合、もしくは撤去した場合のそれぞれの見積もりをとってもらい、より高く買ってくれる業者を選びましょう。初めから買い取り業者を一社に絞るのではなく、いくつかの業者にあわせて査定をしてもらい、よりよい条件で買い取ってくれる業者を見極めるのも、

どこの買取業者を選べばいいかわからない・・・そんなときは？

不動産買取を行っている業者は全国に多数あります。その中からより自分の希望の条件で買い取ってくれる業者を見つけるのはなかなか至難の業です。まずは査定サイト等で複数の業者に一括見積をしてもらいましょう。買取に強い不動産や信頼できそうな担当がいれば、なお安心です。一括見積をして、より高く買ってくれそうな業者にアポイントをとり、より詳しい情報を伝え、的確な査定をしてもらいましょう。担当者がルーズだったり、対応がよくない場合は、ほかの業者に相談するのもいいでしょう。あくまでも人と人がやりとりをするのですから、いい加減な担当者に当たった場合は、契約までずるずるトラブルが起こる可能性もあります。相談に親身にのってくれて、迅速丁寧に対応してくれる業者を選びましょう。

このように、買取を行うまでのプロセスは長く、時間も労力もかかります。その中でもよりよい不動産業者に買い取ってもらえるよう、業者の取捨選択にはしっかりと気を配りましょう。大きなお金が動くわけですから、妥協せず、納得したうえでの買取ができるようにしましょう。