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コラム
2020.09.07
不動産を売却しようとする場合、いくつかの場面で売却理由を聞かれます。もちろん聞くことに理由はあるのですが、ではなんと答えたらいいのでしょうか。正解はあるのでしょうか。今回は、不動産売却するときに聞かれる売却理由のいろいろについてお話したいと思います。
一般的に、不動産を売却する際に理由を求めるのは、買取希望者が多いです。なぜかというと、買取希望者は売主がどういう理由で売ろうと思ったのか、何か悪いことがあったんじゃないか、と心配になるためです。もちろんデメリット的な面で売却をするのであれば、買取希望者にも正直にその理由を伝えるべきです。嘘をついてしまうと、後々トラブルになる可能性もあるので、売主、買取希望者双方、正直にお互いが話をすすめる必要があります。ですので、理由がそんなに重いものでなくても、聞かれた時にスムーズに返答できるように理由づけをしておきましょう。
圧倒的に不動産売却の理由として多いのが、「もっといい場所に住み替えたいから」というった理由です。家族が増えたり、仕事が変わったり、最初に不動産を買った当初とは状況が変わっていることも少なくありません。そういった人たちが、よりよい場所を求めて売却をすすめるのです。そのほかにも、売り時だったり、離婚だったり、会社で使う資金が必要になったからだったり、様々な理由があります。どちらかといえば、デメリット的要素の理由は少なく、前向きに売却を考えている人が多いです。
NGな理由、それは「嘘」をついた理由のことです。大きな金額が動くわけですから、双方嘘があってはなりません。後々大きなトラブルに発展してしまう可能性もあります。もし、前向きではない、デメリット的要素が原因での売却であったとしても、言い方ひとつで印象はガラッと変わります。たとえば離婚が理由の場合。「離婚してしまったので売ります」だけではなく、「離婚していなければ絶対に売らなかったんですけど」というような、一言前向きな言葉を付け加えるだけで、悪い印象から少しいい印象に変わります。
このように、売却理由は住み替えや離婚、転勤などいろいろな理由がありますが、何よりも大切なのは「真実」を伝える事です。売主、買主双方が気持ちよく売買できるように、お互いが正直であることが何よりも大切です。