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コラム
2020.07.30
離婚したからといって借入れた住宅ローンがなくなるわけではありません。
離婚は夫婦の事情です。
金融機関には関係ありません。
住宅ローン残債があれば、当然ですが離婚後も支払いは続きます。
問題は、離婚後は新しい生活をはじめる元夫婦が多いという点です。
たとえば、夫と妻で住宅ローンを借りたとします。
離婚して妻が家を出て行ったと仮定しましょう。
夫は夫で新しい生活をはじめるでしょうし、妻は妻で新生活をはじめます。
新生活は何かと物入りです。
新しい住居の購入や賃貸費用や家具の購入費用などが必要になることでしょう。
住宅ローンの返済が残ったままだと、返済が新生活を圧迫する可能性があるのです。
また、金融機関に知らせず離婚して元夫婦の片方が出て行ったことで、金融機関と住宅ローントラブルになる可能性もあります。
住宅ローンを借りている場合は、離婚の際に金融機関に伝えたり、返済問題について対策したりする必要があるのです。
今回の記事では、離婚で住宅ローンが払えない場合の解決策について解説します。
離婚後の住宅ローン返済について考えてみましょう。
離婚後に住宅ローンが払えないときの解決方法は4つあります。
解決方法は次の通りです。
1.離婚時に預金などで一括返済する
2.親族などに借りて返済の工面をする
3.ローンの借り換えを検討する
4.任意売却で家を売却する
離婚後に住宅ローンの支払いに困った。
もしくは、離婚後に住宅ローンの支払いに困る可能性がある場合、4つの解決策が考えられます。
4つの解決策を順番に見てみましょう。
離婚のときに貯めていた預金などで一括返済するという解決策があります。
住宅ローンが住宅という高額の買い物をする関係上、借入額も高額になりがちです。
しかし、ある程度返済していれば、住宅ローン残債が減っています。
中には毎月の返済額を多くして、残債を短期間に減らすよう頑張っているお宅などもあります。
住宅ローン残債が残りわずかな場合や預金などで解決できそうな場合は、離婚する夫婦の協議のもとで返済してしまうのも方法のひとつです。
離婚後に返済に困った場合も、預金などを返済にあてることが考えられます。
ただ、それが難しいから返済に困るのですから、あまり現実的な方法とはいえないかもしれません。
父母などの親族からの援助が見込める場合は、親族などから借り入れて金融機関に一括返済する方法があります。
金融機関は最終的に返済してもらえればいいので、夫婦が父母などの親族からお金を工面しても特に問題視しません。
日本は自由にお金を貸し借りができ、親族から援助を受けることや借りることも少なくありません。
離婚に際して資金援助を受けられる場合は、気心の知れた親族などから借りて住宅ローンの返済を解決するのも方法のひとつです。
住宅ローンの返済に困った段階で親族などに話しをして支援してもらうといいでしょう。
ただ、援助してくれる身近な人がいることが前提なので、いない場合は別の方法を検討する必要があるのです。
実家が資産家である等の場合をのぞき、あまり現実的な方法ではないかもしれません。
住宅ローンを借り換えて対処する方法もあります。
借り換えによって返済条件なども変わってくるため、ケースによっては離婚後に住宅ローンが払えないという問題解決の糸口になる可能性があるのです。
ただし、借り換えの場合も審査が必要なので、ケースによっては借り換えが難航したり、借り換え自体が困難だったりする可能性もあるのです。
任意売却とは家を任意で売却し、家を売却したお金で住宅ローン残債を清算する方法になります。
任意売却は離婚前に行うという印象があるかもしれませんが、離婚後にタイミングを見て行うことも可能です。
離婚前に住宅ローンの返済が困難になるとわかっていた場合や、離婚後に住宅ローンの返済が困難になった場合は、そのタイミングで任意売却を検討してみてはいかがでしょう。
離婚のときに問題になりがちなのが住宅ローンです。
住宅ローンが払えないと頭を抱えずに済むように、早めに解決策を講じることが重要です。
解決策はケースに合わせて使い分ける必要があるため、任意売却に知見のある不動産会社に相談して計画を練りましょう。
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