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コラム
2019.08.26
自分が所有している一戸建て物件を売却する上で相場を把握しておくことは必要不可欠です。しかし、実際にどうやって調べればいいのかわからないという人も少なくありません。そこで今回は一戸建ての相場を把握する重要性や調べ方についてご紹介します。
一戸建ての住宅は一般的な商品とは異なり定価が決められていないため、はっきりとした売却の価格を知ることは難しいとされています。しかし、築年数によるおおよその相場を知ることは可能です。一般的に築年数が浅い物件の方が売却の値段に高値が期待できます。
これは築浅によるプラス評価が適用されるのが理由で、新築1年未満であれば通常の相場よりも10%前後プラスになります。このプラス査定は築10年の物件にまで適用され、10年以降は逆にマイナス査定になってしまうので注意が必要です。
そのため、一戸建ての相場は周辺で売りに出されている同様の物件の値段と築年数を照らし合わせることでおおよその金額が確認できます。
自分の所有している一戸建て物件の売却相場を調べる場合に有効となる方法がデータベースの活用です。
このデータベースは以前は不動産に関わる専門業者しか使用ができませんでしたが、インターネットの普及に伴って一般に開放されたことで誰でも利用することができます。この無料で利用できるデータベース上に住んでいる地域や築年数といった情報を入力することで売却を考えている物件のおおよその相場を知ることができるのです。
同様に国土交通省がネット上で公開している不動産取引情報でも調べることができます。こちらは主に物件周辺にある住宅で実際に取引された売却の相場を確認する物で、不動産業者との交渉をする上での情報として最適です。
実際に物件を売却する時に、事前に調べた相場と比べて値段に差が出るというケースは少なくありません。
これは売却価格を決める上でのいくつかのポイントが影響を及ぼしていると考えられます。一つ目の影響されやすいポイントが物件周辺の環境で、一般的に一戸建ての売却は買値よりも安い値段になってしまうのは否めません。しかし、土地開発による大型のショッピングモールの建設など、利便性が良くなることが予想される場合は著しく評価が上がって相場が高くなることもあります。
逆にマイナスの影響を及ぼすこともあるのが建物の状況です。この建物の状況は査定を左右する重要なポイントで、例え築年数が経過していても設備や建物がしっかりとしていればそれほどマイナスの評価にはなりません。しかし、築浅の物件でも外壁のヒビや雨漏りなどが起こっていると相場よりも安くなってしまうこともあるので注意が必要です。
家を売却する上で相場を知っておくことが重要と言われるのは知っているか否かで売却の値段に大きな差が出るケースもあるからです。そのため、少しでも高い値段での売却を希望するのであれば、事前に十分な下調べを行なって相場を把握しておくことが大切になります。