アパートを売却したい！どんな方法がある？

不要になってしまったアパートを売却するときには大まかには業者に依頼する方法と個人で買い手を探す方法とがあります。全体的な売却の流れを掴んだ上で、どちらの方法を選んだ方が良いのかを決められるようになりましょう。

アパート売却の主な流れ

アパートを売却するときにはまず相場情報を集めて大まかな売却価格を把握します。その相場付近の価格に最終的に落とし込めるように販売価格を設定して売りに出し、買い手を探し出すのが次の段階です。そして、買い手が見つかったら交渉をして売買価格や引渡日、代金の振込日や振込方法を決めます。それに従って売買契約書を作成し、互いに署名捺印をして契約書を取り交わします。最後に、打ち合わせをした流れで引き渡しと決済を行うというのがアパート売却の全体的な流れです。この際にどのように買い手を探すかで二通りの方法があります。

業者に依頼する場合

買い手を探すときに不動産業者に依頼する場合は、相場情報を調べた時点で業者に仲介の相談をします。すると売りたいアパートの査定を実施することになり、現地でアパートの様子を専門員が見て査定価格を算定するのが基本です。そして、その査定価格を用いて業者と相談して販売価格を決め、媒介契約を結んで買い手を探す作業も売買契約に関わる書類作成なども全て業者に任せることになります。ただし、その報酬として業者に仲介手数料を支払わなければなりません。また、業者に依頼する方法として買取の相談をする方法も選択可能です。この場合には買い手が業者になるのですぐに売却ができますが、マージンを取られるので売却価格は低めになります。

個人で買い手を探す場合

アパートの買い手を個人で探す場合には様々な方法があります。個人売買向けの斡旋を行っているインターネットサイトを利用したり、オークションに出品したりする方法が代表的です。親戚や友人などにアパートを欲しいという人がいる場合にはその人に売却することもできます。この場合には買い手が見つかってからの売買契約書の作成や法的な手続きについては全て自分で行うのが基本です。他人に売却する場合には相談しながら進めていくことになることもよくあります。しかし、業者を利用したときに発生する仲介手数料がかからないのが特徴です。

アパート売却の方法まとめ

アパートを売却する方法には不動産業者に依頼する方法と自分で買い手を探す方法があります。業者を利用するときにも仲介と買取の二通りがあり、売却までにかかる時間も手に入る金額も変わり得るので慎重に選ぶのが大切です。