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コラム
2018.12.03
これからマンションを売却して一戸建てを購入して住みたいと考えている人は予算計画を十分に練っておかなければなりません。売却でいくらの予算を獲得できて、購入までにどんな費用がかかるのかを把握しておくのが肝心です。
マンションを売却して一戸建てを購入して住み替えるようなときには、マンションの売却相場と一戸建ての購入相場を両方とも調べる必要があります。大まかにはその差額と諸費用を予算として確保しなければならないからです。一戸建ての相場については市場に流通している物件価格をポータルサイトなどを使って確認すればすぐにわかります。立地や間取り、設備などによって大きく異なるのでよく比較吟味することが必須です。マンションの売却相場についても類似しているマンションの市場価格から推定することもできますが、不動産業者に査定をしてもらうとより正確な相場がわかります。
マンションと一戸建ての相場がわかったら、その差額分については予算として確保することが必須です。しかし、実際に購入する一戸建てはもう少し高くなるケースもあれば、購入してすぐに手入れをしなければならずに費用が発生する場合もあります。マンションの売却についても予定通りの価格で売れないこともあるので、資金については余裕を持っておくのが必須です。住み替えをしてからの生活費に困るような状況に陥らないように現実的な範囲で買える一戸建てを探すのが賢明であり、上限額はこの時点で定めておくに越したことはありません。
予算に余裕を持たせておいた方が良い理由はもう一つあります。マンションの売却には費用がかかるからです。売却の際には不動産業者に仲介をしてもらうのが一般的ですが、その成果報酬として仲介手数料を支払わなければなりません。住宅ローンを組んでいるなら抵当権抹消登記をする必要もあり、住み替えはローンを組むのに費用がかさみます。また、売買契約書を作るための印紙税や、譲渡所得が生じた場合の譲渡所得税及び住民税も納めることになるでしょう。これ以外にも場合によってはリフォームやクリーニングのために費用が発生することもあるので十分に元手を用意しておくのが必須なのです。
マンションの売却をして一戸建てを購入するときには余裕を持った資金計画を立てるのが最も大切です。購入のときにも購入費用以外に諸費用が発生しますが、売却のときにも税金や仲介手数料などの様々な費用がかかるので注意しておかなければなりません。