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コラム
2018.11.12
マンションを売却して別のところに住み替えをしようと漠然と考えているとタイミングを逸してしまう可能性があります。マンション売却には適したタイミングがあるので、利益を大きくできるように概略を把握しておきましょう。
最初によく理解しておきたいのがマンション売却にかかる時間です。需要の高いマンションほど高い価格を付けても買いたい人が見つかりやすく、速やかに買い手が見つかります。それに対して価値が下がってしまっていて魅力が失せてしまっているマンションではいつまで待っていても買い手が見つからないこともあるのが実情です。三ヶ月から一年程度の間で売却に成功している事例が多いですが、場合によっては数年間にも渡って売りに出しているのに買い手が見つからないこともあります。そのような状況に陥らないようにするには売るタイミングを逃さないようにするのが大切なのです。
マンション売却に適したタイミングの考え方として、まだ需要があるうちに売れば良いと理解するのが大切です。最も単純な考えとして用いられているのが築年数による基準であり、十年程度までならまだ買い手が付きやすいものの、二十年ともなるとなかなか売れなくなる傾向があります。古いマンションの方が長く住めないので需要が低く、価格を下げても買ってくれないことが多いのです。もう一つのタイミングの考え方として重要なのがライフスタイルが変化したときに売れば良いというものがあります。家族構成の変化のように住み替えをするメリットが大きくなったときを好機と考えて売るのは良い方法です。
本当に今がマンション売却に適したタイミングなのかと悩んだときに相談できるプロがいると役に立ちます。高くスムーズに売りたいというのであれば不動産査定業者に相談するのが最も良い方法です。査定を通して価値が今どれだけあり、将来的にどのように下がっていくかを判断してもらえます。一方、生涯の生活を考えて今が住み替えのタイミングではないかと感じたときにはファイナンシャルプランナーが有力な相談先です。ファイナンシャルプランナーは今後の生活を見据えた資金計画について考えてくれるため、このタイミングでマンションを売って住み替えたときに理想的なライフプランを実現できるかを吟味してくれます。
マンション売却をするときには売るのに時間がかかることも考慮した上でタイミングを見計らわなければなりません。高く売るには築年数が浅いうちに決断する必要がありますが、ライフスタイルに合わせて住み替えのタイミングで売るのも良い方法です。