ここに気をつけたい！マンション買取の注意点

マンションを売りたいときには業者に買取を依頼することができますが、どのような注意点があるのでしょうか。マンションを売る方法としてマンション買取を選んだときの流れとメリットと共に、理解しておきましょう。

マンション買取の主な手順

マンションを買い取ってもらうときには買取業務を行っている不動産業者に連絡をします。まず、不動産業者に相談すると売りたいマンションについての情報がわかる資料の提示を求められ、日程を決めて訪問査定を行ってもらうのが一般的です。訪問査定ではマンションがいくらで売れる価値があるかを査定し、それに基づいた買取価格の算定が行われます。そして、その買取価格の提示を受けて納得できたら引渡しのための条件を定めて売買契約書を締結するのが流れです。最後に引渡しの準備をして期日に書類などを渡し、代金を銀行口座などに振り込んでもらうことで手続きは完了します。

マンション買取に必要な費用

マンション買取では仲介で売却するのとは違って仲介手数料がかからず、売主にアピールする必要もないために広告代も発生しません。必要な費用は契約書に貼り付ける印紙代で、担保権の抹消が行われている場合にはローン抵当権抹消登記のための手数料が別途必要です。さらに引越し費用もかかります。
それから、税金がかかることも忘れてはいけません。不動産を売却して手に入ったお金は所得という扱いになるため、所得税と住民税の対象になります。しかし、居住用財産の売却は控除対象でもありますので、調べて確定申告するといいでしょう。

マンション買取の注意点… 業者選びはどうする？

マンションを売る方法として業者に仲介を依頼して買い手を探してもらう方法もあります。仲介での売却と比べてマンションを買い取ってもらった方が良いのは確実に短期間で売れるからです。仲介でマンションの買い手を探していると一ヶ月から半年程度かかるのが一般的ですが、古くて人気のないマンションの場合には何年も買い手が見つからずに困る場合もあります。しかし、業者に買取を依頼すると査定を受けてから数日から一週間で確実に引き取ってもらうことが可能です。売却にかかる手間の少なさや現金が手に入るまでの期間の短さを考えると買取が優れています。

マンション買取の注意点まとめ

マンション買取は不動産業者との直接取引で売却することになります。業者間で買取価格が大きく異なるので比較して選ぶのが重要ですが、後から価格を下げられてしまわないように信頼を重視して選ぶことも欠かせません。