マンション売却ってどうやるの？今更聞けない基本

マンションを売りたいけれど方法がわからず、かといって他の人に聞くのもはばかられてしまうということは珍しくありません。今更聞けないと悩んでいる人は、ここで基本を押さえて自分の判断で売却できるようになりましょう。

マンション売却の流れは？

マンションの売却は不動産仲介業者に買い主の候補を探してもらうことで進めていきます。まず、売りたいマンションがあるという相談を業者に持ちかけると行うことになるのが査定です。マンションに専門員が来て価値を判断してくれる段階であり、査定価格を算出してもらえます。その結果から考えて販売価格を業者と相談し、媒介契約を結んで買い主の候補を広く探してもらうのが前半戦です。この後はしばらくは業者が販売活動を行っていきますが、購入希望者が出てきたら連絡をもらえます。内覧を経て売買契約を結び、期日になったら引渡しをすると代金を振り込んでもらえるというのが基本的な流れです。

マンション売却では何に気をつければ良い？

マンション売却をするときには大半の手続きを業者に行ってもらうことになります。売り手の立場を重視して丁寧な対応をしてくれる業者を味方につけられると希望している形で売れる可能性が高くなるので、業者の吟味には十分に時間をかけることが大切です。また、売却の際には買い手が見つかるまで時間がかかることがよくあります。業者から連絡がないときには適宜自分から連絡を取って販売活動の進捗を確認し、不備があるなら改善を求めていくのが重要です。それでも何ヶ月も時間がかかることになるので余裕を持って売却手続きを始めるに越したことはありません。

マンション売却に必要な費用は？

マンションを売却すると代金を買い手からもらえるのは確かですが、手続きを行う上で費用も発生するので気をつけなければなりません。仲介を受けた場合には業者に仲介手数料を払う必要があります。また、不動産取引を行う上では税金を納める必要が生じることが多く、契約書の作成には印紙税が必要です。マンションの住宅ローンが残っているときには抵当権の末梢を行う登記のための費用がかかります。また、マンションの購入時にかかった費用も含めて取得により差益が生じていると譲渡所得税も生じるので注意が必要です。この他にもマンションのクリーニング費用や引っ越し費用なども考慮しておくのが必須になります。

マンション売却の基本まとめ

マンション売却は不動産仲介業者に依頼して買主を探してもらうことで進めるのが基本なので良い業者を選び出すのが大切です。期間がかかるケースが多いので余裕を持って始めることや売却には費用がかかることにも留意して準備をする必要があります。